道
こんばんは。
この前の続きを書いていきたいとおもいます。
仕事先に着いた矢先、一本の電話がなりました。
それは、嫁の親からの電話でした。
どうも仕事と僕との事で過度なストレスがかかり流産しかかって病院に運ばれたとの電話でした。
嫁の親は僕の事を罵倒しました。
こんな精神病の人やったら嫁に出してなかった。
大事に大事に育ててきた娘やのになんてことしてくれるんだと。
僕はあまりの言葉に
「あんま言わないでくれますか?死にたくなるんで。」
と言ってはならない事を言ってしまいました。
嫁の親もハッとし色々言ってましたが覚えていません。
僕の中で嫁の親は苦手以上、むしろ嫌いな人に格上げされました。
それは大事な娘がこんな目にあって怒らない親はいないと思います。
気持ちはわからないわけでもない。
でも、原因はあなたの娘ですよ。
それから、僕は仕事先の上司に事情を話し病院へと向かいました。
そこにはなんとか流産を逃れ、憔悴しきった嫁がいました。
そして、二人で話をする事となりました。
正直、もう別れを切り出そうと思ったのですが
そんな姿を見た僕はまた仮面を被り頑張る決意をしたのです。
ごめんなさいと謝り、別れたくなかったから一旦実家に帰ったんだと嘘をつきました。
嫁に対しても
周りの家族に対しても
何より自分の心に対しても
笑いながら……